受験の合格祈願で有名な沖縄のスポットとお参りの仕方

有名私立校や高校・大学の受験生にとってのパワースポットは、学問の神様が祀られている場所です。今回は地元受験生たちが合格祈願に集まる人気のパワースポットと、そこでのお参りの仕方を紹介します。

久米孔子廟

久米孔子廟(那覇市)

儒学の祖である孔子は、中国文化に強く影響を受けている沖縄では昔から学問の神様として有名です。

久米孔子廟は孔子の像と位牌、さらに孔子の弟子たちの位牌が祀られているため、受験シーズンになるとお供え物を持った地元の受験生たちが列を作って合格祈願をします。

基本的にはどのようにお参りの仕方でもよいのですが、家族で合格祈願に訪れる受験生は沖縄式のお供え物一式をもってやってきます。

また合格した際には、泡盛の一升瓶を奉納しにやってくる人もいます。

なお孔子の誕生日である9月28日には通常は立ち入りが出来ない大成殿の中まで入ってお参りすることが出来るので、この日に合格祈願をする受験生もいます。

久米孔子廟

  • 【住所】沖縄県那覇市久米2-30-1
  • 【拝観時間】9:00~17:00
  • 【拝観料】無料

程順則像(名護市)

程順則像

孔子廟のある那覇久米村に生まれた程順則は、地元では「名護親方(なぐうえかた)」と呼ばれ学問の神様とされています。

私費で5回も中国に留学し、琉球に「六諭衍義(りくゆえんぎ)」を持ち帰り、帰国後は琉球国王に直訴して琉球で最初の公立学校を建設させました。

そのため学問の神様としても有名ですが、教育の神様としても有名です。

程順則像は名護博物館(現在移転のため閉館中)の駐車場脇にあるので、自由に参拝することが出来ます。ただ拝所となっているわけではないので、像の身体を触ってご利益をいただきます。

程順則像

  • 【住所】沖縄県名護市東江1-8-11(名護博物館敷地内)
  • 【拝観時間】自由見学
  • 【拝観料】無料

【注意】今後移転に伴い設置場所が変わる可能性があります。確認をする場合は像の近くにある「まちなか案内がじゅまる館(電話0980-53-2655)にお問い合わせください。

守り本尊があるお寺

沖縄では生まれ年(干支)の神様にお参りをするのが昔からの風習です。

それぞれの干支を司る守り本尊にお参りをするのはとても大切なことで、一年のはじめとなる初詣には家族それぞれの守り本尊が祀られているお寺巡りをするケースもあります。

ここでのお参りの仕方は一般的なお寺のお参りの仕方と同じですが、「真言」と呼ばれる呪文を唱えるのがポイントです。

真言は「神様に通じるための呪文」のことなので、お願い事の前に口に出して唱えることでさらに神様へのお願いが通じやすくなります。

暗記するのが一番良いですが、メモを見ながら唱えても構いません。

子年生まれの真言

子年生まれの守り本尊は千手観音なので、「オン、バ、ザラ、ダ、ラマ、キリーク、ソワカ」と唱えます。

丑年生まれの真言

丑年生まれの守り本尊は虚空蔵菩薩なので、「オン、バ、ザラ、アラ、タンノー、オン、タラーク、ソワカ」と唱えます。

寅年生まれの真言

寅年生まれの守り本尊は虚空蔵菩薩なので、「オン、バ、ザラ、アラ、タンノー、オン、タラーク、ソワカ」と唱えます。

卯年生まれの真言

卯年生まれの守り本尊は文殊菩薩なので、「オン、ア、ラ、ハ、シャノー」と唱えます。

辰年生まれの真言

辰年生まれの守り本尊は普賢菩薩なので、「オン、サンマ、カ、サト、バン」と唱えます。

巳年生まれの真言

巳年生まれの守り本尊は普賢菩薩なので、「オン、サンマ、カ、サト、バン」と唱えます。

午年生まれの真言

午年生まれの守り本尊は勢至菩薩なので、「オン、サンザン、ザンサク、ソワカ」と唱えます。

未年生まれの真言

未年生まれの守り本尊は大日如来なので、「オン、バ、ザラ、ダ、ト、バン」と唱えます。

申年生まれの真言

申年生まれの守り本尊は大日如来なので、「オン、バ、ザラ、ダ、ト、バン」と唱えます。

酉年生まれの真言

酉年生まれの守り本尊は不動明王なので、「ナウ、マク、サ、マンダ、バ、ザラ、ダン、カン」と唱えます。

戌年生まれの真言

戌年生まれの守り本尊は阿弥陀如来なので、「オン、ア、ミリ、タ、テイ、ゼイ、カ、ラ、ウン」と唱えます。

亥年生まれの真言

亥年生まれの守り本尊は阿弥陀如来なので、「オン、ア、ミリ、タ、テイ、ゼイ、カ、ラ、ウン」と唱えます。

受験祈願のご利益を100%に上げるための秘策

パワースポットで受験祈願をする時に忘れてはいけないのは、試験が終わった時と合格発表の時にもきちんと神様に報告をすることです。

試験の後は「神様のおかげで最後まで試験に臨むことが出来ました」と報告しますし、合格発表の後は「おかげさまで無事に合格することが出来ました」と報告する必要があります。

これを沖縄では「御願ほどき」というのですが、これを忘れてしまうと沖縄のパワースポットのご利益は半減します。

いくら優しい沖縄の神様でも、「お願いだけしてそのあとの報告はないのかよ?!」となってしまいますから、忘れずに受験後の報告も済ませるようにしましょう。