移住者なら知っておくべき!沖縄の台風対策

毎年のように台風がやってくる沖縄では、台風直撃も珍しくはありません。移住後初の台風遭遇だと何をどうすればいいかわからないかもしれません。そこで移住者が知っておくべき沖縄の台風対策をまとめました。


台風

路線バスの運行情報を頻繁にチェック!

沖縄では台風で暴風警報が発令すると、学校や役所などが臨時休業になります。それとリンクするのが路線バスの運行状況です。地元では「路線バスが止まる=台風がかなり近い」と解釈するので、テレビやラジオなどの台風情報でも必ず路線バスの運行情報が流れます。ですから台風が近いと感じたら、台風の進路予想と併せて路線バスの運行状況を確認しましょう。

路線バスが運休するとスーパーからパンやカップ麺がなくなる

路線バスが運休となると、まず子どもたちが通う学校が臨時休業になります。それと同時にほとんどのスーパーが臨時休業になります。さらに路線バスが運休すると職場でも社員の安全を考えて臨時休業となることが多いので、台風で仕事が休みになると一斉に台風対策の買い出しに向かいます。

もちろん台風の被害は怖いですが台風への危機意識がかなり高い沖縄では、安全な屋内に避難していればよほどのことがない限り何とかなります。でもその間に停電が起きると、食べる物に困ってしまいます。電子レンジはもちろんですが、電気を使う炊飯器も使えません。そのため電気を使わなくても食べることができるパンやカップ麺が真っ先にスーパーから姿を消します。

「台風の度にパンやカップ麺がなくなるの?」と思うかもしれませんが、パンもカップ麺も日持ちがしますし、停電でなくてもあればあるで困らない食材。だから台風の買い出しの時に「ついでに」と言い聞かせて買ってしまうのです。そんなわけで路線バスが運休すると、真っ先にスーパーからパンやカップ麺がなくなります。

停電の危険がある場合は冷蔵庫の中身をチェック

沖縄県内でも停電に強い地域と弱い地域があります。でも想定外の強さの台風がやってくると、停電に強い地域でも数時間~数日停電してしまうことがあります。こんな時に停電に強い地域に住んでいるとうっかり忘れてしまうのが「冷蔵庫の存在」です。

我が家はありがたいことに停電にとても強い地域なのでこれまで台風の影響で停電になったことはありませんでしたが、数年前に大型の台風が直撃した際に初めて停電しました。

電力会社のホームページを確認すると半日程度で復旧するとのことだったので安心していたのですが、しばらくするとキッチンがなぜか水浸しに…。慌ててその原因を探ると、停電の影響で冷凍庫の霜が溶けて床に染み出していたのです。しかも真夏の台風だったので冷蔵庫の中身の半分はダメになってしまいました。この経験から台風が近くなると、できるだけ冷蔵庫の中身を整理する癖がつきました。

ちなみに頻繁に停電になる地域に住む友人は、停電になったらすぐに大型のクーラーボックスに大量の氷を入れ、その中に冷蔵庫の中身を移して対策しています。さらに冷蔵庫の中身がなくなったついでに冷凍庫の霜取り作業までしています。あなたにここまでの余裕が出てくれば立派な台風対策マスターです。

スマホ・携帯の充電は万全に!

停電になってしまった時に一番困るのが、スマホや携帯の充電です。停電になるとテレビも見られなくなりますから、情報を得る手段はスマホや携帯に頼らざるを得ません。でもそれ以上に辛いのが、暇つぶしの手段がなくなることです。

台風によっては半日以上停滞していることもあり、その間は屋外に出ることができません。いくら台風だからといっても、何時間もやることもなく延々と家の中にいるのは苦痛です。でも暇つぶしと思ってスマホをいじっていると、いざとなった時に充電がきれてしまいます。

ですから台風の影響が長引く、またはこのままでは停電になるかもしれないと感じた時にはスマホや携帯の充電を確認しましょう。フル充電するのは当然ですが、できればモバイルバッテリーも準備していた方が良いですよ。

ベランダや玄関にある物はすべて部屋の中へ!

沖縄の台風対策の基本は「屋外にある物をすべて屋内に移動すること」です。特にベランダにあるごみ箱や植木鉢は、風で吹き飛ばされると凶器に変わります。万が一それが通行中の人に当たれば大けがをさせてしまいます。なにより沖縄県内では飛来物による台風被害が多く、身近にできる台風対策として毎回指摘されます。

もしも一人で動かすことができないものであれば、ひもやガムテープなどを使って飛ばされないようにしっかりと固定させてください。自分が被害に遭わないことも大事ですが、誰かに被害を与えることがないように対策をすることも大事です。

暑さ対策をするべし!

沖縄の台風の厄介なところは、暑さが厳しい時期にやってくることです。頑丈に台風対策をすればするほど家の中は密封されますので、真夏になればそれこそ蒸し風呂状態です。この状態でも扇風機やエアコンが使えるのなら良いのですが、停電で電気が使えなくなると地獄です。この状態であっても台風の時には窓を開けることができませんから、暑さをどのようにしてしのぐかが問題になります。

そんな時に役立つのが、凍らせたペットボトルです。手ごろなサイズのペットボトルに水を入れて凍らせておけば、停電になってもこれを使って体を冷やすことができます。また溶けだした水も冷たいですから、暑さをしのぐためのアイテムとして使えます。手軽でお金をかけずにできる暑さ対策なので、台風の影響が出そうだと思ったらすぐに準備をしておくと良いですよ。