沖縄のアルバイト・パートの給料って安い?高い?地域差はある?

「沖縄は正社員になっても給与が低い」といわれています。一般的に正社員給料が安ければアルバイト・パートの待遇も悪いと思うはずです。では実際の現場で沖縄のアルバイト・パートの待遇はどうなのでしょうか?

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沖縄で正社員の給料は確かに安い

沖縄で移住するのであれば、やはり安定した収入が欲しいと思うのは当然です。そうなるとチェックする求人も「正社員」の欄が中心になるはずです。

残念ながら沖縄で正社員を目指すのであれば、給料の安さが目に付くはずです。沖縄では実働8時間の一般職の場合、月給は「17~20万円」が主流です。もちろん「試用期間あり」の場合は、その期間の月給はさらに下がります。

そもそも月給といっても「額面上の金額」と「実際に手元に入る金額」は違います。前者の場合「総支給額」と同じ意味があり、後者の場合は「手取り」と表現されます。手取りは総支給額のおよそ80%といわれますから、月給20万円の場合の手取りは約16万円となります。

この金額で一人暮らしをするとなれば、家賃に充てることが出来るのはおよそ4万円です。もちろんもう少し高い家賃で一人暮らしをすることもできますが、沖縄では基本的に車を持っていないと生活どころか通勤することも難しいです。そのため手取り~車の維持費を差し引くことも考えなければならなくなります。ですからやはり家賃の理想は4万円が上限になります。

ちなみにこの給料で将来のために貯蓄をすることが出来る範囲は、月に1~2万円が限度です。自由に使うことが出来るお金も月3万円以内が限度ですし、食事も自炊が基本でなければ苦しいです。

このように1か月の生活費を細かく考えてみると、沖縄で正社員になっても一人で暮らすのは現実的に厳しいと思う人も多いはずです。特に「節約するのが苦手」「手元にお金があるとすぐに使ってしまう」「料理が出来ない」という人がこの給料での沖縄一人暮らしは絶望的でしょう。

沖縄ではアルバイト・パートの給料が意外と高い

安定した収入が欲しいのであればやはり正社員として働く方が安心ですが、給与面を考えると厳しいと感じる人の方が多いでしょう。では正社員ではなくアルバイト・パートで働くのはどうなのでしょうか?

実は沖縄県内のアルバイト・パートの求人を見ると、意外と時給が高いです。沖縄は観光地なのでサービス業が多いですから、観光シーズンになるとどこも人手不足になります。ただし国際通り周辺のように人が集まる観光スポットでは求人を出すと比較的簡単にスタッフが見つかるので、時給は決して高くはありません。

その代わりホテルの求人は常にあります。特に客室清掃員やフロントスタッフは常に人手がありません。しかもホテルの仕事は思っている以上にハードな仕事なので、採用しても人が定着しないのが現実です。そのため同じ国際通り周辺のアルバイト・パートでも、土産物品店の販売スタッフよりもホテルの客室清掃員やフロントスタッフの方が時給は高めに設定される傾向が高いです。

本島内でも中北部はおすすめ

沖縄本島内でアルバイト生活をしながら沖縄移住をするのであれば、本島中北部エリアを狙うのがおすすめです。すでに生活の拠点がある人が中北部エリアでアルバイトを探すのは難しいですが、生活の拠点と職場を中北部エリアに置くのであれば問題ありません。

そもそも家賃は都心部から離れるほど広くて安い物件が増えます。家賃5万円以内で駐車場付きの物件がゴロゴロありますし、都心部から離れていてもアルバイトの時給は比較的高いです。しかも横のつながりを大事にする沖縄では、アルバイトでの仕事ぶりが評価されると正社員として再雇用してもらうこともよくあります。

とはいえ本島中北部は観光がメインの企業が多いですから、サービス業が苦手な人だとなかなか良い求人に出会えません。また「土日祝は休みたい」という人にもあまりお勧めしません。その代り「接客業が好き」「休みにこだわりがない」という人であれば条件に合った求人が多いのでおすすめです。

沖縄では正社員の待遇は低いがアルバイト・パートは意外と待遇がいい

沖縄で安定した生活を求めて正社員の求人を探すと、給料の低さで諦めてしまう人も多いはずです。でも「生活の基盤が出来るまではアルバイト・パートで働こう」と思うのであれば、意外とまだまだ狙い目の求人は多いです。

ですからどうしても沖縄移住がしたいのであれば「働き方にこだわらない」という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか?これまでの考え方を一度捨てて柔軟な発想で働き方を考えてみれば、あなたの理想の沖縄移住生活が今よりも近づいてくるはずですよ。