沖縄の結婚式は「沖縄あるある」満載!本土と違う5つの特徴

沖縄の結婚式は、いろいろな意味で本土の結婚式とはちょっと事情が異なります。沖縄の人と結婚する場合や沖縄移住者にとってはその違いに戸惑うことも…。その違いを5つ挙げてみます


結婚式

親族席がひな壇の目の前

本土の結婚式の場合、「親族席は末席」というのが一般的です。ところが沖縄の場合はその逆です。つまり「新郎新婦の目の前に親族席が鎮座する」のです。

結婚式は地域によってもそれぞれ事情が違いますが、「親族席が一番前の席」というのは沖縄独特のしきたりのようです。なんでも「親・親族を大事にする」という沖縄県民の気持ちの表れがこうした席順の違いとなっているのだそうです。

ちなみに沖縄出身の友人が本土の結婚式に招待された時に、「親族でもないのにひな壇の近くに座らせてもらった!」といって大喜び!沖縄の結婚式では友人であっても新郎新婦の姿が豆粒サイズでしか見えない席が当たり前なだけに、ゲストである友人がひな壇に近い席に座らせてもらえたことを逆に大感激していました。

ゲスト席には回転テーブルが設置されている

沖縄の結婚式にも、会場によってさまざまなスタイルがあります。もちろん一流リゾートホテルの結婚式場などではコース料理が準備されることもありますが、ほとんどの場合は円卓料理です。そのため各テーブルには料理を置くための回転テーブルがセットされていて、料理は各々取り分けて食べます。

移住当時の私は本格的な中華レストランでしか回転テーブルを見たことがなかったので、結婚式場で回転テーブルが置かれていた時点でビックリ!さらに目の前に並べられている料理をどのタイミングで取って食べればよいのかわからず、結局ほとんど料理を食べられなかったという苦い経験が…。

もちろんその経験からずいぶん経った今では、料理がなくなる前にご祝儀分相当の料理はさっさと確保するという図太さが身につきました。

結婚式の招待状は割と直前に渡される

結婚式の招待状

本土の結婚式の場合、「結婚式の2~3か月前までには招待状を準備し発送する」が基本。でも沖縄の場合は早くて1か月前、場合によっては直前になって招待状が届きます。しかも「招待状=郵送」ではなく「招待状=手渡し」がほとんど!

たしかに招待する人の人数が平均200~300人という沖縄の結婚式ですから、招待状を郵送するだけでも費用が掛かります。しかも新郎新婦の友人や職場関係だけでなく、親族の友人・知人、新郎新婦の両親の友人や職場関係まで招待するのでゲスト全員分の住所を調べることなどほぼ皆無。そう考えれば、わざわざ招待状を郵送するよりも手渡しで配っていく方が効率的にも良いわけです。

ちなみに私も職場の同僚の結婚式に招待された時は手渡しでした。スケジュールはあらかじめ部署の朝礼で結婚の挨拶と併せて本人から聞いていたものの、実際に招待状が手渡されたのは結婚式の3日前。しかも事務員が一括で受け取り、部署ごとにそれぞれ手渡し…。

ただしこれはあくまでも県内在住の場合のみです。遠方に住んでいるゲストには「1か月前までに郵送で招待状を送る」というのが沖縄でも常識のようです。

トイレが大混雑

本土の結婚式では乾杯の後にお酒を飲むのが一般的ですよね?ところが沖縄の結婚式では、開場して席についたらお酒を飲んでもマナー違反にはなりません。

そもそも沖縄の結婚式には新郎新婦のことを直接知らなくても付き合いで招待されるゲストもたくさんいます。そのため「せっかくご祝儀も準備してきているんだから元を取るつもりで楽しく過ごすぞ!」という気合も入っています。ですからひな壇から遠く離れた席になるほど、開式前からイイ感じで盛り上がります。

ただ問題は「お酒を飲むとトイレの回数が増えてしまうこと」。開式直後はそれほど混雑しないので問題はないのですが、時間の経過とともにトイレに行く人の人数も増え徐々に混雑が…。何しろ200~300人が一度に飲食するのですから、トイレが混雑するのは当然です。

ちなみに結婚式が後半に突入してからは、「トイレに行きたくなってから席を立つ」では遅い!ギリギリのタイミングでトイレに行っても、そこには長蛇の列が出来ています。ほかのフロアのトイレを探そうとしても、そこにも同じような考えで流れてきたトイレ難民たちであふれかえっています。

初めて沖縄の結婚式に参加する場合は、とにかくトイレだけは要注意!せっかくの晴れの日にトイレで失態してしまうのだけは避けたいですからね。

沖縄の「○○サービス」が本土と違う!

結婚式で盛り上がるイベントにはいくつかありますが、その中の一つに「キャンドルサービス」がありますよね?本土では各テーブルに新郎新婦がキャンドルサービスを行うのが一般的ですが、沖縄ではそうではありません。

何しろゲストの数が200~300人が一般的なのですから、すべての席をキャンドルサービスするとなればそれはもう大変な時間がかかります。なので沖縄のキャンドルサービスは、あらかじめ新郎新婦が回る席が決まっています。

どこの席に回るかは、テーブルを見ればすぐにわかります。キャンドルサービスで新郎新婦が回ってくるテーブルにはキャンドルがセッティングされています。つまりキャンドルがテーブルに置かれていない時点で、その席には回ってこないということです。

そのためキャンドルサービスが回ってこない席に座っている新郎新婦の友人たちは、キャンドルサービスが始まるとキャンドルがセッティングされているテーブルの近くにカメラやスマホをもってスタンバイ!初めてその場面に遭遇すると「何事か!」とびっくりしますが、慣れてくると泡盛が入ったグラスを片手に俯瞰(ふかん)で見られるようになります。

沖縄の結婚式は意外と面白い

沖縄の結婚式は本土の結婚式とは違うところがまだまだたくさんあります。もちろん沖縄県内で行われる結婚式でも、様々なスタイルの結婚式があります。

でもどの結婚式でも「みんなでこの結婚をお祝いしよう!」という気持ちであふれているところがなによりも沖縄らしいと感じます。あなたはこんなアットホームな沖縄の結婚式をどう思いますか?