沖縄の県民性【郷土愛がハンパなくスゴイ!】

沖縄の県民性を一言でいうと「とにかく郷土愛がスゴイ」に尽きます。「沖縄」へのこだわりだけでなく、生まれ育った地域に対する郷土愛もスゴイ!そんな沖縄の県民性が分かる沖縄あるあるネタを集めてみました。


シーサー

沖縄県民はスポーツの「県代表」に対する応援熱が凄すぎる

温暖な気候と豊かな自然に恵まれた沖縄は、昔からスポーツに適した環境といわれています。とはいえそれはあくまでも「一年を通してみた時のスポーツ環境」のことであり、灼熱地獄のような夏には全く当てはまりません。

なにしろ夏の沖縄は、日中屋外で立っているだけでも大量の汗がしたたり落ちてきます。そんな中で屋外のスポーツを楽しむなんてことは、かなりのリスクがあります。だからなのか沖縄県民の間では、スポーツは「体を動かして楽しむもの」というだけでなく「娯楽として見て楽しむもの」という考え方も強くあります。その代表例なのが、甲子園の沖縄代表校への応援熱です。

もちろん沖縄県代表高が決まるまでは自分の出身校や好きな選手がいる高校を応援することもありますが、ひとたび県代表高が決まればそれまでのことは全て「なかったこと」になり、さらに県民一丸となって沖縄県代表高を応援しまくります。そのことがよく分かるのが、沖縄代表校の試合がある時間です。

とにかくこの時間は、外を歩く人の姿が一気に消え去ります。普段から人でにぎわっている那覇のメインストリート・国際通りでも、外を歩いているのは県外からの観光客ばかりで沖縄県民の姿はほとんど見かけられません。さらにひっきりなしに行き来するタクシーの姿も消え、昼間なのに驚くほど静かになります。

ところが外を歩く沖縄県民の姿が消え静かになった国際通りでは、どこからともなく甲子園の実況中継のアナウンスが聞こえます。そして沖縄県代表の試合に一喜一憂する人々の声が至る所で聞こえてきます。「沖縄県勢に一点が入りました!」なんてアナウンスがあればすかさず歓声が上がり、逆に「一点取られました!」というアナウンスの後にはこれ以上ないほど大きなため息が至る所から聞こえてきます。

一見するとただの「高校野球好きな沖縄県民」と思われがちですが、他のスポーツにおいても高校野球と同じような状況が見られます。たとえば沖縄のプロバスケットボールチーム「琉球キングス」の試合がある時やボクシングの沖縄出身選手が出場するタイトルマッチの時などがこれにあたります。

こうした現象は「沖縄あるあるネタ」としてはあまりにも有名な話です。つまり沖縄県民は沖縄の代表として全国で戦うアスリートたちに対して、深い郷土愛をもって熱烈に応援するのが当たり前なのです。そして「なぜそんなに応援するの?」ときけば、ほぼ100%の確率で「沖縄代表だから」と答えます。さすが郷土愛がスゴすぎる沖縄!でも沖縄の郷土愛がスゴすぎる話は、まだまだ続きます。

沖縄県民なら「何はともあれ沖縄サイコー!」という

沖縄県民は、本州に対して何かしらのコンプレックスを持っています。コンプレックスの内容や程度は人によっても大きく異なるのですが、最も多いのが「沖縄=田舎」の構図から来るコンプレックスです。

もちろん日本で一番人口が集中する東京やそれに匹敵する大都会と比べれば、沖縄県の県庁所在地である那覇であっても田舎と思われるかもしれません。そのことに対して沖縄県民の方から口にすることは意識して避けているようなのですが、意識の中ではどこかでそのことを感じています。

その証拠に沖縄出身者同士の会話の中でも、こうした沖縄県民が本州に対するコンプレックスをひそかに抱えていることをうかがわせるような内容が話題に上がることがあります。この話題がお酒の席で上がると、「だから沖縄はヤマト(本州または本土出身者)に負けるんだよ!」などと過激な発言が飛び出すこともあります。こんな時に本州からの移住組である私は内心穏やかではありません。そして一刻も早くこの手のネタが終わることを願うばかり…。

ただしこの手の言い争いが起きたとしても、あまり深刻に心配をしていない私もそこにいます。なぜならこの会話の締めには「なんだかんだ言っても沖縄ってサイコーだよな!」の一言で場が収まることを、私も含めだれもが良く知っているからです。

沖縄が抱える問題や現状に対して、県民一人ひとりが何らかのコンプレックスを抱えていることは間違いありません。でもそんな欠点があったとしても、沖縄県民は故郷である沖縄が大好き!さすが「郷土愛日本一」といわれるだけあります。

地元産であることが沖縄ではブランド力になる

沖縄では「県産品」と呼ばれるものにものすごく愛着を持っています。たとえば同じ材質・同じ価格の商品が2種類あり、一つは本州産でもう一つが沖縄県産だったとします。この条件の場合、沖縄県民であれば迷わず県産商品を選びます。またこの2種類の商品に値段の差があったとしても、買う側として許容範囲内であれば県産品を選びます。

これは沖縄県内においてもその傾向がみられます。沖縄本島内でも地元意識が強い地域とそうでない地域があるのですが、地元意識が強い地域ほど地域ブランドに対する愛着が強くなります。他の地域からすれば明らかに別の地域で作られた商品の方が品質も評判も良いと思う商品があったとしても、「地元産である」ということの方が物を選ぶうえで優先されます。私の友人である生粋の沖縄県民にこの理由を聞いたことがあったのですが、その時の答えも「地元だから」の一言でした。

つまり郷土愛・地元愛が強すぎる沖縄県民の中では、「県産品」「地元産」であることがどんなブランド商品よりも強いブランド力になります。ビジネスの世界においても地元志向が強い沖縄では、沖縄ブランド・地元ブランドで売り出すことが沖縄ビジネス成功のカギといえるでしょう。