沖縄のドクターヘリ、メッシュ・サポートを知っていますか?

医療ドラマに人気が集まっていますね。沖縄の救急医療について調べてみました。


ドクターヘリ

ドクターヘリで患者さんを搬送している現場に遭遇しました

以前、那覇市の与儀公園周辺を歩いていたところ、後ろでものすごい音がしたので振り向きました。その音はドクターヘリで、患者さんを運んできて、与儀公園のグラウンドに着陸し、救急車ですぐそばの救急病院に運ぶところでした。

気になったので、ドクターヘリについて調べてみました。

救命活動は時間との戦い

救命活動において大切な事はいかに早く救命治療を行えるかが患者の救命率と社会復帰率に大きく影響します。つまり、早く治療を行うことで助かる患者も増え、後遺症などに悩む人が減るということです。

都市部であれば救急車による救急病院への搬送が短時間で行いやすい環境にあります。

しかし、地域によっては救急病院まで1時間以上かかってしまうところもあります。さらに沖縄は離島が多い為、救急医療用ヘリコプターを活用することで、早期に医療が介入できるようになりました。

沖縄県のドクターヘリ

沖縄県には、浦添総合病院救命救急センターに県が委託するドクターヘリが導入されています。年間400件ほどの出動要請があります。

ヘリ基地移転

沖縄県のドクターヘリとは言っても、実際の運営は浦添総合病院です。

ヘリコプターの着陸基地は読谷村にありましたが、2016年12月より、浦添市の港川に移転になりました。これは、有償で提供されていた読谷村の土地の賃貸契約が切れたためで、土地を所有していた沖縄うみの園の親会社、星野リゾートのホテル建設計画に伴うものでした。移転先探しは難航したと琉球新報で報じられていました。

メッシュ・サポートもあります

メッシュ・サポートは、ドクターヘリの導入が困難な本島北部地域においてヘリコプターによる救命活動と、南西諸島において飛行機による患者の搬送と専門医の派遣支援に取り組んでいます。年間200件ほどのの出動要請があります。

メッシュ・サポートはNPO法人のため、活動の財源は寄付などの支援です。そのため、財源不足になると運航が中止になってしまいます。今まで何度も運航中止と再開を繰り返しています。

メッシュ・サポートの支援

メッシュ・サポートを支援するには、いくつかの方法があります。

  • 支援会員になる(年会費による支援)
  • 寄付
  • 募金箱
  • イオンの黄色いレシートによる支援(毎月11日に発行される黄色いレシートをBOXに入れると買い上げ金額の1%と同額をイオンが寄付するもの)
  • 支援商品(売り上げの一部が寄付になる)
  • 支援自動販売機(売り上げの一部が寄付になる)

私はイオンの黄色いレシートによる支援と支援商品の購入をしています。寄付すると、その名前がヘリコプターの機体に貼り付けられます。

問題点が2つあります

認知度が低い

沖縄に2つのドクターヘリがあることを知らない人が多いです。こんな狭い沖縄に2つも必要なのか?と言う意見もあります。沖縄は有人の離島が49もあり、距離も離れています。観光客はどんどん増えていますから、県外の人が利用することもあります。認知度が高まれば、利用も協力も広がると考えられます。

ヘリポートの整備

私が見たのも、公園のグラウンドをヘリの離発着に利用していました。交通量の激しい交差点の角にある公園ですので、歩道橋や電線もあり、離発着には技術が必要でしょう。

ヘリポートが整備されていないために、ヘリが離発着する場所が限られてしまいます。スムーズに患者を救急病院へ搬送するために、早急なヘリポートの整備が求められています。

優先すべきは命です

沖縄には、以前放送されたTVドラマ「DR.コトー診療所」のような、へき地医療の問題があります。優先すべきは命ですから、命に地域格差があるのはおかしいと感じます。沖縄県、市町村、民間の立場を越えて、「救える命」に向き合って欲しいと思います。