沖縄式の熱中症対策

高温多湿が一年中続く沖縄の夏は、考えられないほど暑い!そんな沖縄では、むかしから沖縄独自の熱中症対策が行われてきました。

最高の熱中症対策グッズ「くば笠」

くば笠

沖縄では、農家や漁師など、日中も強い日差しの下で作業をしなければならない人たちの間で熱愛されてきた、最高の熱中症対策グッズ「くば笠」があります。

くば笠のものすごい効果

くば笠は、乾燥させたヤシ科の植物「くば」の葉を編んで作られた、伝統的な笠です。頭にかぶって日よけにするのですが、くば笠は、太陽の日差しを遮るだけでなく、風を通してくれるため、かぶっていると非常に涼しさを感じます。

雨にも強いくば笠

夏になるとスコールのような雨が降る沖縄では、くば笠を日よけだけでなく雨除けとしても使います。しかもくば笠は、雨に濡れても劣化しにくい優れもの!そのため、これさえあれば、熱中症対策だけでなく、突然のスコールにも対応できるのです。

保育園でも散歩中には必ず常備する熱中症治作グッズ「黒糖」

海

保育園の保育活動の中には、園外保育というものもあります。お散歩をしたリ、園外の公園で運動遊びをしたりするものですが、ここでも熱中症対策は欠かせません。

十分な水分と日陰での休憩、そして、ここに沖縄ならではの熱中症対策グッズが登場するのです。

汗で奪われる栄養素を一気に補給

気温の高い場所で活動していると、どうしても汗をかいてしまいます。特に子供は、大人よりも体温が高く、汗腺が集中しているため、汗を大量に書きやすいものです。

でも、汗をかくと、塩分や水分だけが失われるのではありません。体の成長や健康維持に必要なカルシウムや鉄分、ナトリウム、カリウム、ビタミンB1、アミノ酸などの栄養素も一緒に失われています。これを、補ってくれるのが「黒糖」です。

熱中症対策にはエネルギー補給も大切

熱中症対策では、塩分と水分を補給することが大切といわれていますが、実は、高温多湿の環境の中で運動を続けていると、エネルギーの消費も激しくなります。

このエネルギーの消費を補うためにも、黒糖はおすすめ。わずかひとかけらの黒糖でも、口に入れるとわずか数分で素早く消化・吸収されます。

最近では塩黒糖も登場

熱中症対策として昔から重宝されてきた黒糖ですが、最近では熱中症対策用に「塩黒糖」が開発されました。子供から大人まで親しみのある黒糖に塩を含ませて作った「塩黒糖」は、暑い時期になると比較的いろいろな場所で見かけます。

どんなに暑くでも長袖を着る

沖縄の日差しの強さは、想像を超えます。本土の人なら、1時間外に出ているだけで、肌が真っ赤になるはずです。

もちろん、沖縄人でも日差しにあたれば、肌は焼けます。でも、沖縄人は、着る物にもちゃんと注意しているから、熱中症になりにくいのです。

首と腕が隠れる長袖シャツは熱中症対策必須アイテム

長袖シャツは、肌に直接日差しが当たるのを防いでくれる上に、肌の表面についた汗を吸い取ってくれる便利なもの。特に、襟のあるシャツの場合、首の牛の部分をしっかりガードしてくれるため、熱中症の症状を防ぐ効果があります。

手ぬぐいやタオルを首に巻くのも熱中症対策

暑さが厳しい時期だと、首に手ぬぐいやタオルをかけている人の姿をよく見かけますが、沖縄人の場合は、これもれっきとした熱中症対策です。

特に首の後ろ部分は、日差しをもろに受けてしまう場所。「気が付いたら日焼けして大変な状態になってしまった」という経験をした人もいるはずです。これを、簡単に防ぎ、しかも汗拭き用として使ってしまおうという便利なアイテムが、手ぬぐいやタオルです。

アームカバーは欠かせない

沖縄の女性であれば、必ずと言ってよいほど、この時期にお世話になるのが「アームカバー」。

半袖のシャツを着ていても、アームカバーを付ければ、直接肌に紫外線が当たらないということもあって、カバンの中や車の中などにそれぞれ入れてあるという人もいます。

カラフル過ぎる沖縄のアームカバーたち

あまりにも浸透し過ぎている沖縄のアームカバーは、種類がありすぎるのが特徴。

しかも、どんな場所で着けていても気にならないほど、県民生活に馴染んでいるアイテムなので、堂々と個性を主張する人もいます。

だからでしょうか?沖縄のアームカバーは、かなりカラフルです。

これも、沖縄の夏のおしゃれってやつなのでしょうね。

熱中症は、事前の対策が一番!

この時期になると、連日、熱中症の患者数などがニュースで報道されます。でも、一番大切なのは、予防!そんなときこそ、南国・沖縄で昔から続いてきた熱中症対策を、ぜひ試してみてください。健康で元気にこの夏を乗り越えられること、間違いなしです。